札幌の天気:☀
気温:29℃/18℃
夏のようだった
「世界ことわざ名言辞典」という本があります。
モーリス・マルー 編
田辺貞之助 監修
島津智 編訳
講談社学術文庫 ¥1,600(税抜)
発行:1999年8月
私が購入したのは2022年12月。
そのきっかけは別の本で紹介されていたのを見たからでした。
既に絶版だったため、中古のものを探して購入。
“エスプリとユーモア”
古今のことわざ・珠玉の名言1万2000Amazon 本の説明欄より
諺(ことわざ)は1人の才知、万人の知恵──ジョン・ラッセル人類の叡智の結晶、含蓄に富むことわざの数々は心の潤いともなり、人生の指針ともなる。世界各地の俚諺(りげん)、古今の文学作品、宗教の聖典などから10年の歳月をかけて1万を越す名言と格言を集大成。滋味掬(きく)すべきことわざ、鋭い機知溢れる警句、人の心を打つ名句などを満載する。
タイトルに「辞典」が入っているところからわかるように、読むというよりは調べるのに適している本です。
ですが、パラパラと紙をめくりながら眺ると非常に面白い内容で、一万を超す名言や格言が書いてあります。
これだけのものを集めるのにどういったやり方で仕事をしたのでしょうか。
この本の発売は1999年ですが、おそらくこれは復刻されたもの。
(詳細は確認していませんが訳者の後書きの日付は1980年4月)
情報の管理はアナログで、コツコツとした作業が必要だったでしょう。
手間や苦労を思うと頭が下がります。
内容は腐るものではないので、この本は大事に扱っています。
例えば遠い将来、私の孫が生まれたとして、この本を手に取ったら、「面白い事が書いてあるね」なんて言うかもしれないのですから。
今回は、たまたま目について無意識に手にしました。
これは紙の書籍の良いところです。
先日の記事で電子書籍を推していますが、実のところ、本は紙と電子で両方欲しいと考えています。
実際に何冊かそのように持っており、少々贅沢ではありますが、良いものは良い形で手元に置いておきたいのです。
そもそも本自体が好きもので。
最後に本の中から仕事に関する格言を一つ。
たゆまず働けば、何事でもやりおおせる。